認定NPO法人葵風 認定事業
いわづハウス コミュニティカフェ 「いちほし小町」
「子どもの貧困」という言葉を耳にする機会は増えてきましたが、ピンとこないという方も多いと思います。「日本で食べ物に困るような貧困ってあるのか?」「海外のことじゃないのか?」といったように、皆さんがイメージしやすい「子どもの貧困」とは「食べるものがない、それを買うお金もない、住む場所がない。」等の状況ではないでしょうか? これは「絶対的貧困」と言われています。
これに対して最近耳にする「子どもの貧困」とは「相対的貧困」のことを指しています。
簡単に説明すると、全国の子どものいる世帯の平均収入(手取り分)の2分の1以下の世帯の子ども達のことです。「相対的貧困」の状況にある子どもは、経済的余裕のなさからさまざまな経験をする機会(映画、買い物、塾、旅行、生活の中の全ての経験など)が不足していると予想されます。
そこで、こういった子どもたちに対して経済的な支援はもちろんのこと、さまざまな経験の不足、機会を増やすための支援が必要となってくるのです。その支援の一つとして、地域で行われる経験を積み、遊びの中で自立をしていける場所の提供、子ども食堂、コミュニティカフェなどの食の提供をしながら作り上げる「こどもの居場所作り」があります。国もこのような活動について指針を示し、子どもの貧困対策として全国的に広がりを見せています。
しかし、行政からの支援を受けながら取り組んでいる団体もいればボランティアの延長で取り組んでいる団体もありますが、地域格差もまだ大きいのが現状です。
今後は地域住民の方々の生活も変化していきます。例えば、自立して生活できる元気な方々は、働ける人は働く、介護や各種行政サービスや一般的な民間サービスへの理解を深めるなど準備をしていくことが求められます。
知識を学ぶこと。介護や支援等が必要にならないように生活機能改善を必要とし、地域で孤立することなく周囲との繋がりや生きがいを持ちながらの生活や、多くの生活の選択肢を自分たちで探し、自立した生活を送るためのつながりが必要になり、最期まで自分らしく生きるため、地域との日々のつながりを深めていく必要があると考え認定NPO法人葵風は令和元年6月20日に諸官庁より新たに申請を受け
子どもの支援対策や地域に暮らしていく中で共に支えあう共生社会を目指し、多くの方と共に地域活動に繋げていきたいと考えています。現在、児童デイサービスの子どもたちも将来の就労支援の一環として頑張っています。
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